防衛大学校での遠征報告

防衛大学校での遠征に行った時の報告を2年の村松にしてもらいました。
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11月8日に行われた防衛大学校の開校祭に参加してきました。前半は植芝充央先生のご指導の下、防衛大学校の部員、OBの方々、開校祭に集まった大学の方々と合同稽古を行いました。稽古の時間は一時間ほどでしたが、防大の方々の動きには大変元気があり、非常に中身の濃い充実した内容でした。
後半の演武会には私たち東北大学も招待校演武という形で参加させていただきました。会場も広く、さらに当部の師範である植芝先生の目の前で行う演武ということもあり緊張しましたが、何とか無事に終えることができました。またその前後に行われた防大の方々の演武ですが、とても迫力のある演武を見せていただきました。特に上級生の皆さんの演武には今までに見たことのないような技も取り入れられており、こういった形の演武もあるのか、と大変感銘を受けました。最後には植芝先生による模範演武が行われました。植芝先生の演武は会場を目いっぱい広く使ったダイナミックなものでしたが、同時に私たちが普段ご指導をいただく基本的な体捌きを大事にされているのがわかりました。この演武会では全体を通して自らが学ぶべきことが数多く見つかり、大変貴重な経験をさせていただきました。この経験がしっかり身になるよう、これからも精進していこうと思います。
今回の遠征は稽古、演武会ともに充実した内容であったのと同時に防衛大学校のみなさんをはじめとした東京の大学の方々と交流を深めることができたのも大変喜ばしいことでした。合気道を通じてできる人との繋がりをこれからも大切にしていきたいものです。