前期稽古を終えて
54代藤後です。
短いもので、もう前期稽古を終えてしまいました。これは即ち自分たちの幹部生活が残り半分であることを意味しています。(そして自分は、この更新が残り半分ということを意味しています)そう思うととても感慨深いものがあります。幹部として駆け出した春は何もかもが手探りで、色々とぎこちない点が多々あったと思います。でも、週6日の稽古で頑張る後輩たちや、度々稽古に足を運んでくださるOB、OGの先輩方がいらっしゃり、それらが自分たちのモチベーションになっていました。
少ない幹部に対して多くの一年生に恵まれ、部全体がよりよい方向に進んでいるのではないかと思っています。一年生は、週に6日の稽古という今までにない慣れない生活を始め、厳しいことにも耐え、非常に頑張ったと思います。二年生は、一年生の時に覚えた技が更に精度の高いものとなり、着々と成長していると思います。
今年の前期稽古では体調を崩す者、怪我をする者も例年以上に多かったと思います。個人の体調、怪我などについては幹部で基本的に把握していることになっています。しかし個人的には体調管理など、その本人にしかわからないことも多いので、各々の個人には自身の体調管理、稽古後の体のケア、そして一定の生活リズムを身につけ守るなどすべきことは多いと思います。幹部はあくまで体調の悪そうな者や怪我をした者の軽い看病や、その情報の把握しかできないです。従って体調を崩したり、怪我をしないようにするため、予防を各個人で徹底してもらいたいと思います。もしわからないことがあれば、自分で調べるなり、上級生に尋ねるなり、方法はいくらでもあるのでケアをしっかりしてもらいたいと思います。
稽古に多く参加できた者も多くいます。一方、体調不良により、稽古がしたくてもあまりできなかった人もいます。だから、稽古に多く参加できた者は、稽古ができることについて感謝の気持ちを持ってもらいたいと思います。何事も失って初めて気づくことも多いかと思います。だから無事に稽古を継続できたことに感謝の気持ちを持って今後も稽古してもらいたいと思います。
長文になり、申し訳ありません。ここまで読んで頂きありがとうございます。では今日はこのあたりで失礼します。